国内キャッシュレス決済の現状をまとめたカオスマップが登場 | TechCrunch Japan
https://jp.techcrunch.com/2019/01/07/cashless-caosmap
来月から小規模な商店向けにキャッシュレスの勉強会を県内あちこちで
開かせていただくことになり予習を兼ねて現状の把握。
この界隈は新規サービス参入が目まぐるしく、事業者自体は100を超えるといいます。
よくお店で見かけるのは手数料無料と残高還元を打ち出したQRコード決済のPayPay、
これにスマホ決済老舗のSquareや楽天ペイ、Coiney、Airペイなどがクレジットカードや
電子マネーをまとめて決済できるアプリや端末を提供している代行サービス。
ほぼすべてのスマホにインストールされていると思われるLINEのLINEPay、
QRコード決済のベンチャーOrigamiPay、
銀行系のデビットのシステムを使ったいわゆる銀行Pay といったところが今後の主流かなと。
D決済、AU決済などの通信キャリア系も利用者はそれほど多くないけど携帯料金と一緒に
引落たいのか、あらたにカードなどを持ちたくないって頑なな人にはよいのかな。
AmazonPayも広まるかと思ったけど少し出遅れかなという感じ。
手数料はそれぞれですがおおむね掛かっても3.25%程度。1000円で33円。
ぼくの関係する飲食店舗ではクレジットカードの反応がいまいちのときがあり
接触型は一時的に廃止している。
利用可能なのは電子マネーとQR決済。
店側の操作としては専用アプリに金額を入れて処理する方法とお客様が金額を入れる方法とある。
自分たちのお店での現金決済でのレジ問題は4つあると思っていて、
- オーダーを取る際の待ち(案外そこのコミニュケーションは少ない)
- お金の受領、おつりの取り出し
- レジ締め
- 両替、入金
キャッシュレスになると2が軽減されて、3、4はなくなります。
100%キャッシュレスでないと意味がないんじゃないかと思いがちですが
全体の何割がが削減できるだけでもかなり大きいと考えております。
例えばレジ締めにおいて現金が少なければその分間違える確率もへり、時間も短縮できます。
この中で一番のネックは4です。近くに銀行がなく、硬貨を扱える銀行のATMは早いので
両替のために数十分かけて銀行にいき、売上のうち硬貨だけお店に残ってしまいます。
これらは経理的にも過不足をとらえにくくし、不正や間違いを見逃してしまいます。
そう考えると3.25%前後の手数料は0や低いに越したことはありませんが、無駄ではないと
ぼくは考えております。
一方で乱立するキャッシュレスサービスをあれもこれも導入すると経理的な処理の手間はあります。
入金のタイミングや手数料が異なるからです。
これらを束ねるサービスも出てきていますが自店の契約を代行業者にゆだねることになり
個人的にはまだ様子見です。
世の中、少なくても自分のお店のキャッシュレス率が50%を超えるとよいなと思います。
続きはまた。